絣の着物

着物の買取相場

久留米絣の買取相場を把握して高額買取を実現させよう

久留米絣の高額買取を実現させるには買取相場を把握しておくことが大切です。
着物の買取相場を調べたところで目安にしかなりませんがそれでも役立つ情報である事にかわりありません。

買取相場を把握して久留米絣を高く買い取りしてもらえるように情報収集をしておきましょう。
また、買取相場以外にも久留米絣の情報も紹介していますので確認してみてください。

久留米絣とは

久留米駅

久留米絣は、福岡県南部発祥の綿織物です。

あらかじめ染めておいた糸を用い、美しい文様を表現しています。
この技法は、国の重要無形文化財、経済産業大臣指定伝統工芸品に選定されています。

久留米絣の歴史

久留米絣は歴史が古く、江戸時代後期に12歳の少女・井上伝が考案しました。

久留米藩が製造を奨励したことによって、筑後地方を代表する地場産業になりました。
江戸時代後期~昭和初期には、一般庶民が普段着として愛用し、絣が生活に欠かせないアイテムの1つでした。

そのため、筑後地方一帯で絣の製造が盛んに行われ、1年間に200万反以上を生産していました。
しかし、終戦から間もなく欧米の文化が定着し、洋装を好む日本人が急増しています。

高度経済成長期には、絣の生産数量が激減しました。
織物業に従事する人々が年々減少する中、若い世代は地域の伝統工芸・繊維産業が途絶えようとしている状況に危機感を感じ始めました。

オリジナルのブランドを立ち上げ、久留米絣の生地を活用した洋服や雑貨を誕生させています。
若者ならではの斬新なアイディアを生かしたユニークなアイテムの数々は、幅広い年代から支持を得ています。

久留米絣の特徴

太宰治像

久留米絣の特徴は、藍色と白色で美しい文様を作り出していることです。

文豪・太宰治も久留米絣の雰囲気や色合いに魅了され、愛着を持っていた人物の1人です。
1900年代後期には、機械や染料の性能が著しく向上し、複数種類の色が絣の製造に用いられるようになりました。

久留米絣の魅力

久留米絣の魅力を最大限に発揮しているのは、藍色と白色のツートンカラーでしょう。

藍染めと手織りによる久留米絣は、非常にシンプルなデザインながらも、他の織物とは異なる特性を兼ね備えています。
それは、柄が滲んでいるように見える点です。

絣の原材料である綿花は吸湿性が高いため、糸に加工して生地を製造する際に気温や湿度の影響を受けやすいです。
そのため、織り上げる工程において、糸や生地が伸縮します。
絣の柄は緻密に設計されているものの、綿花の特質によって滲みやズレが生じています。

自然と幾何学模様の輪郭線がぼやけており、仕上がり時の風合いが独特です。
因みに、先人が日本の風土や気候を考慮して作った織物のため、季節を問わず着用しやすいです。
和装品の中でも着心地が抜群に優れています。

久留米絣の買取相場

査定をする男性

久留米絣の買取相場は、どうなっているのでしょうか。

着物の種類 買取相場
久留米絣 9000円~1万5000円程度

1反当たり9000円~1万5000円程度で買い取っているケースが多いです。
この買取金額は、綿花の織物の中では高めの値段です。

海外でも人気の久留米絣

以前は生産数量が非常に多かった久留米絣ですが、1900年代後期以降は生産がごく僅かになっています。
そのため、古来の技法で作り出した久留米絣は、幻の着物と称されており、注目している好事家が少なくありません。

海外でも人気があり、需要が徐々に高まっています。
この状況に基づいて、各業者が買取価格を高めに設定しています。
売却する方法によっては、5万円~10万円で買い取ってもらえるでしょう。

伝統的工芸品・重要無形文化財は高額で売れる

どのようなタイプが高額買取になるのでしょうか。

久留米絣の中でも、伝統的工芸品や重要無形文化財に選定されているものは高値がつきやすいです。
全ての久留米絣が伝統的工芸品などに選定されている訳ではないため、注意しましょう。

選定されているものは、いずれの工程も手作業で行い、天然の藍を染料に用いています。
手間暇が掛かっており、唯一無二の逸品です。
同様の久留米絣でも、機械や化学染料を使っている場合には、買取金額が格段に低くなります。

製造の工程によって買取金額が著しく変動することを理解しておきましょう。
工程は、絣を購入した折に手渡される証紙の色を見れば確認できます。

緑色・銀色は手織り、黄色は機械織りです。
買取を依頼する時には、絣と一緒に証紙も買取店に持っていきましょう。

査定時に証紙があれば、絣の価値を見極めやすく、買取金額の算出が難航しにくいです。

人間国宝・有名作家の久留米絣は買取価格が跳ね上がる

三大絣の1つと称される機会が多い久留米絣は、有名な作家が手掛けた大作が多いです。
人間国宝の松枝玉記氏が作った久留米絣は、買取金額が跳ね上がります。

30万円以上の値段で取引されているケースは珍しくありません。
玉記氏の孫、久留米絣技術保持者に認定されている松枝哲哉氏の作品も価値が高く、買取金額が20万円を突破する可能性大です。

その他、哲哉氏と同様に久留米絣技術保持者である森山虎雄氏の作品も着物愛好家に高く評価されています。
特に、虎雄氏による亀甲をモチーフにした絵柄は、織物界で話題になっています。

有名作家 買取相場
松枝玉記氏 30万円以上
松枝哲哉氏 20万円以上
森山虎雄氏 5万円以上

この3名の作家の絣がタンスの肥やしと化している場合には、即座に売却の準備を始めましょう。

シンプルな柄の久留米絣は中古市場で需要がある

有名作家の作品ほどではありませんが、シンプルな柄の久留米絣は中古市場で需要があります。

久留米絣のファン大半は、汎用性の高さを購入理由にあげています。
濃紺の生地に白色の模様がうっすらとあしらわれているタイプなど、シックなテイストのものに人気が集中している傾向が強いです。

どのようなシーンでも着用しやすく、悪目立ちしないデザインに高値がつけられています。
買取相場は1万円前後です。逆に、至る所に柄が入っている派手なデザインは買取金額が安くなりやすいです。
1反当たりの買取金額が8000円以下になる場合もあります。

久留米絣を売るならどこが良いか

どのような場所で久留米絣を売却できるのでしょうか。

リサイクルショップや買取専門店の他、呉服店において久留米絣の売却を検討可能です。
但し、店舗ごとに取り扱えるアイテムが異なっているため、下調べしてから買取について相談しましょう。

買取サービスを提供している店舗は、公共交通の要衝となっている駅周辺、幹線道路沿いに集中している傾向があります。
先ずは、自宅や勤務先からアクセスしやすい立地条件の店舗を探してみましょう。

近所に買取店がない場合はネットの着物買取業者がおすすめ

尚、近所に買取店がない場合には、バイセルをはじめとするネットの着物買取業者が有用です。
大半のネット買取業者は、店舗の維持費を削減し、顧客に還元するシステムを確立させています。

店舗を構えている買取業者よりも高額な値段をつけるケースが少なくありません。
ネット買取業者に相談することによって、納得いく金額で売却できる可能性大です。
不用になった絣を有効活用する方法が見いだせるでしょう。

もし、どの業者を選べばよいか迷っている時はこちらの記事を参考にしてください。
おすすめの着物買取6社を比較!

まとめ

久留米絣を高く売ろうと考えているのであれば、買取相場を把握しておきましょう。
歴史が古く江戸時代から愛されてきた久留米絣は、普通の着物よりも高値が付きやすい着物です。

買取相場を理解し、業者に安く買取されないように注意しましょう。
もし、近所に着物の買取業者が見つからなければ、ネットから申し込みをすると出張買取に来てくれる着物の買取業者もあります。

少しでも高く久留米絣を買取してくれる業者を探して高額買取を狙いましょう。

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