着物を着て歩く女性たち

着物の買取相場

銘仙の価値と買取相場を確認しよう!売るならどこが良い?

着なくなった銘仙を売ろうと考えてはいませんか?
銘仙は古くからある着物でアンティークな銘仙なら高額買取も期待できます。

しかし、すべての銘仙が高額買取の対象ではないのも事実です。
そこで、今回は銘仙の買い取り相場を調べましたので参考にしていただけましたらと思います。

銘仙とは

着物を織る工程

銘仙とは、平織の絹織物の着物のことで、大正から昭和にかけて女性のおしゃれ着や普段着として着用されていました。

もともとは養蚕農家が糸を紡績するときに出る糸くずを使っておられていたのですが、贅沢を禁止され倹約令が出ていた時代で、質素な素材で作られる銘仙が人気になりました。

平織は経糸と緯糸を交互に組み合わせて織っていく織物組織です。
銘仙は経糸と緯糸を少しずつずらしていくことで色の境界線が柔らかく見えるように織られています。

このような織り方は「絣」といわれ、絣糸の作り方によって技法が異なります。

絣は30もの工程を経て作られる

絣は30もの工程を経て作られますが、その中でも何十本も束ねた糸を「くくる」という作業が重要です。

くくった部分が藍色に染まらず白いままで、くくらない部分は藍色に染まるようにして、きれいな藍と白のコントラストを出さなければいけないからです。

その藍色の原料となるのは蓼藍という植物で、室町時代に中国から入ったものですがその藍で染めていきます。

そして経糸と緯糸を織っていきますが、その過程で模様にずれが生じそれがすれて見えるので「絣」といわれ、そのずれこそが絣の美しさと言えます。

銘仙の産地と特徴

足利学校

銘仙には足利銘仙、伊勢崎銘仙、桐生銘仙、八王子銘仙、秩父銘仙がありますが、その中でも足利銘仙が全国でも有名でした。

それではそれぞれの銘仙の特徴について確認していきましょう。

足利銘仙

足利銘仙は栃木県足利で生産されている銘仙です。

足利銘仙はデザインが革新的で斬新だったので女性の目をを惹きつけました。

また、無名のデザイナーによってデザインされたこと、糸などの原材料が大量に仕入れられた事などによってお手頃な価格で販売され有名になりました。

有名な女優などを起用して宣伝したり、大手百貨店などと提携をしたことなども全国に知られたきっかけとなっています。

伊勢崎銘仙

伊勢崎銘仙は群馬県の伊勢崎市で生産された織物です。

「併用絣」と呼ばれる技法を使い、同じ型紙で染めた経糸と緯糸を使い柄に合わせて織っていく事で作られます。

併用絣を使う事で、色を多く使った複雑な模様や色鮮やかな柄を織る事ができ特徴的な柄を作り出すことができます。

秩父銘仙

秩父銘仙は埼玉県秩父で作られた銘仙です。

経糸にほぐし模様をつける捺染加工で、経糸の上に型紙を置いて染料の付いた刷毛を使い色をかさねて染めていきます。
この秩父地方伝統の技法を用いて作られた糸で織られる事で、落ち着いた色合いに仕上がっていきます。

ほぐし捺染技法によって緯糸が補色されているので光沢と縞模様が特徴となります。

八王子銘仙

八王子銘仙は東京都八王子で生産されていた銘仙です。

江戸時代にオランダの商船長によって伝えられた織り方で、経糸が絹、緯糸が木綿の霜降りの広幅な織物です。

縞模様と細かい地紋が特徴で男性用の着物にも用いられていました。

フォーマルなシーンには合いませんが少し華やかな場所に行くときなどにも着用されていました。

銘仙の価値

これらのように大正時代から昭和にかけては、特に女性には普段着やおしゃれ着として人気のあった着物です。

現在ではもう生産されていなくて、アンティークな着物として希少性があります。

銘仙は値段がつきにくい

着物は新しいほど価値が高く古くなれば価値は下がっていくので銘仙の価値はあまり高くはありません。

しかも100年程度前といえども普段着として着用していた着物なので、まだ家の中で眠っていることも多く珍しいというわけではないのです。

しかし現在の若い女性にとって、大正時代や昭和に流行った古いものでも「目新しい」ものなのです。

大正ロマンや昭和モダンなどアンティークなものを求める女性にとっては価値があり、現在の訪問着などにはない柄もまた斬新と言えます。

現在よく着物買取で買い取ってもらいたい着物として昭和中期以降に購入したような着物が多く、着物離れをした現在の人にはなかなか需要がありません。

ですから銘仙は買い取ってもらいにくいのが現状です。

アンティーク銘仙なら高額買取が可能

大正時代や昭和初期のアンティークな銘仙なら高価買取が期待できます。

銘仙の中で現在でも着用ができるような程度の良いものに関しては、さらに高価に買い取ってもらうことができます。

また全国的に知られた足柄銘仙や伊勢崎銘仙など有名な銘仙も高価買取が期待できます。

銘仙の買取相場

着物の査定

それでは、銘仙の買取相場を確認していきましょう。

銘仙の買取相場としては「数百円から数千円程度」で生地の状態によっても異なります。

1万円を超えるほどの査定額はなかなか難しいですが、保管状態が良くきれいな状態であれば少しでも高い価値をつけてもらえます。

いくら価値のある着物であっても保存状態が悪く、汚れやカビ、また虫に食われて破れていたりする着物はずいぶん価値が下がり買い取ってもらえないこともあります。

銘仙 買取相場
一般的な銘仙 数百〜数千円
足利銘仙 8,000円以上
状態の良いアンティーク銘仙 10,000円以上

銘仙の状態によって買取価格が変わる

タンスの中でずっと眠らせておくのは経年劣化が起こるばかりです。

一年に一回でも外に出して陰干しをしたり防虫剤を入れたり、たとう紙を交換するなどのメンテナンスが必要になってきます。

しかし、これらのメンテナンスがなかなか行き届かない場合も多いので、劣化がひどくなる前に着物買取の査定に出すことが勧められます。

証紙があれば一緒に出すことも大切

証紙があれば一緒に出すことも大切です。

証紙は価値を保証するものなので、証紙があるのとないのとでは査定額にずいぶん差が出てきてしまいます。

それと出張で買い取り査定をしてもらう場合は、一着だけでなくほかの着物もあればまとめて査定したもらうことで買い取り業者の査定が上がることもあります。

銘仙を売るならどこが良いか?

希少価値があり、アンティーク好きの人に需要がある銘仙の着物ですが、買い取ってもらう方法はいくつかあります。

ネットオークションやリサイクルショップなどに出すのはあまりお勧めできません。

ネットオークションは着物の採寸など着物の知識がないと間違って伝えてしまったり、着物全体を見ることができないことなどが原因でトラブルになることもあります。

リサイクルショップや古着屋に持っていっても着物の専門知識がないと価値がわからず、買い取ってもらえないということもあります。

銘仙を売るなら着物買取専門店

それでは、銘仙を売るならどこが良いのでしょうか?

銘仙を売るならズバリ「着物買取専門店が良い」でしょう。
着物の査定を専門にしているから、適切な価格で買取してもらえるはずです。

もし「着物買取専門店が近所にない。どこに店舗があるかわらかない。」といった場合はインターネットから申込みをするだけで着物を買ってくれるサービスもあるので利用してみてはどうでしょうか?

着物買取バイセル

着物を売るなら「バイセル」がおすすめです。
バイセルではインターネットから簡単に着物の買取を申し込みする事ができます。

買取方法は「出張買取、宅配買取、持ち込み買取」の3つから選ぶことができます。

出張買取では、申込みした後は家で待っているだけで査定スタッフが訪問して着物の買取をしてくれます。

自宅に訪問されるのが嫌という人は宅配買取を利用しましょう。指定住所に着物を送るだけで全国のどこからでも着物を買取してもらう事ができます。

バイセルについて詳しく紹介している記事もありますので、気になった人はこちらをご覧頂けましたらと思います。

着物買取バイセルの口コミを紹介!悪い評判は本当?

まとめ

銘仙は古くから伝わる着物で多くの人から愛されてきました。
特に足利銘仙は全国的に有名で人気のある着物です。

他にも伊勢崎銘仙、桐生銘仙、八王子銘仙、秩父銘仙などがあり、これらの産地で作られた銘仙は価値があり、高値で買取してもらう事も可能です。

銘仙を売るなら着物買取専門店で売りましょう。

普通の銘仙の買取価格はそれほど高くありません。しかしアンティーク銘仙であれば高額で買取してもらえる可能性もあります。

一度、着物買取専門店に査定を依頼して価値を確かめてみてはどうでしょうか?

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