紬の反物

着物の買取相場

牛首紬の買取相場が気になる人は要チェック!

牛首紬を高く買取して欲しいと考えているのであれば、まずは買取相場を確認しておきましょう。
買取相場を知っておく事で納得のできる価格で売ることができるでしょう。

また、牛首紬の生まれた背景や特徴などをも紹介していますので、牛首紬の魅力を理解して知識を高め、高額買取を狙っていきましょう。

牛首紬が誕生した背景

石川県の金沢兼六園

牛首紬は石川県の白峰地区で誕生しましたが、この地区は冬になると、3、4メートル近く積雪するほど雪が多いことで知られています。
地形については、平らな場所があまりないことから、農業をやるには適していません。

そのため、白峰地区で暮らす人々は、地形に関係なく取り組める養蚕業をメインに、以前より収入を確保してきたのです。

養蚕を通して採れる繭で、絹糸にできないものは真綿にして手で糸を紡ぎ、自宅で使うための布に使われてきました。
そのうち、2匹の蚕から1つの繭が作られたものを「玉繭」と言い、牛首紬は玉繭から直接糸を引き出して作られているのです。

牛首紬は「座繰」という技法で作られる

牛首紬は「座繰」という技術をもとに作られますが、この技術が高く評価されたこともあり、石川県指定無形文化財にも認定されています。

座繰は生糸の製造においては最も原始的な技術で、繰糸者が椅子に座りながら繰糸を行います。
玉繭は糸が絡み合ったものから作られているため、糸を引き出すのに時間がかかり、1日で紡げる糸はそう多くはありません。

さらに、玉繭を扱うのは、経験をある程度積んでいないと難しいので、糸を引ける人は限られてしまいます。
そのため、牛首紬は大量には作れないことから、以前よりも希少価値が高まっているのです。

牛首紬の買取相場

電卓とお金

それでは、牛首紬の買取相場はどれくらいなのでしょうか?
状態などによっても変わってきますが、良い状態を維持している牛首紬の買取相場を紹介していきます。

シミや汚れなどがついている場合は買取価格は下がります。
参考程度に考え確認して頂けましたらと思います。

着物 買取相場
牛首紬 12万円〜20万円弱

牛首紬の販売相場は40万円から90万円なのに対し、買取相場は12万円から20万円弱となっています。
牛首紬を持っている人は、買取に出せば10万円以上のお金に換えられると思っておいてもよいでしょう。

状態によって買取価格が下がる事も

ただし、状態によって、査定額が低くなる場合もあるというのを理解しておくことです。

例えば、あまり身につけていなくても、タンスに入れているだけで牛首紬にシミができることもあるでしょう。
その場合、たとえ牛首紬でも、価値が大幅に下がってしまいます。

他にも、汚れがついていたり袖が破れていたりすると、買取できたとしても、10万円以下の買取額になることも珍しくないのです。

なお、持っている牛首紬の買取額が気になるなら、着物買取店に一度聞いてみるのも良い方法です。
店によっては無料査定を行っているところもあるため、そういったところを利用すれば、お金をかけずに牛首紬の価値を確かめられるでしょう。

牛首紬の種類によってはさらに高額になる

訪問着を売る時のポイント

伝統的工芸品に指定された牛首紬

さまざまな種類がある牛首紬ですが、ものによってはさらに高く売れる可能性があります。
まずは、経済産業大臣から伝統的工芸品に指定された牛首紬であれば、高値がつきやすくなります。

牛首紬については、すべての商品が伝統的工芸品に指定されているわけではありません。

そのため、伝統的工芸品でないものを買取に出しても、高く査定されることは少ないのです。
伝統的工芸品には、「伝」という字と日の丸が入った伝統証紙が貼り付けられています。

そういった商品を持っているなら、買取に出せば価値があるとみなされ高額で売れるでしょう。

加藤機業場で作られた牛首紬

つぎに、加藤機業場で作られている牛首紬も、高値がつきやすくなっています。

牛首紬は、白山工房や加藤機業場で作られており、白山工房では機械織も導入しているので、より多くの商品を作ることができます。
一方、加藤機業場ではすべて手作業で進めている分、生産量は白山工房よりも少なく、この場所で作られた牛首紬は希少価値が高いのです。
なお、加藤機業場でできた訪問着を売るなら、20万円ほどの査定額がつけられるでしょう。

先染めの牛首紬

牛首紬を作る際には、先染めまたは後染めのいずれかの方法で染めていきます。

先染めでは最初に糸を染色し、それから生地を織り上げていく一方、後染めは織り上げた白生地に後から染色します。
牛首紬が誕生した当初は、先染めでほとんどの商品が作られていました。

しかし、友禅染(後染め)の小紋や訪問着がヒットしたのを機に、牛首紬は後染めで作られることが増えていったのです。
そのため、先染めの商品は目にする機会が少なくなったことから、買取に出すと高値がつきやすくなります。

牛首紬を少しでも高く売るには

査定をする男性

牛首紬を少しでも高く売るには、いくつか押さえておくことがあるので、予め理解した上で買取に出しましょう。

傷まないように注意する

牛首紬を高く売るに傷まないように注意しておくことが大切です。

牛首紬を身に着けた後は、風通しの良い場所に干すことがポイントです。
牛首紬に使われる絹は、吸湿性や保湿性、通気性のすべてにおいて優れているため、昔から高級品として扱われてきました。

そんな絹ですが、肌に触れてからすぐにタンスに収納すると、傷みやカビが生じやすくなるのです。
牛首紬を着た際には、たとえ着用時間が短くても傷み・カビが発生しないよう、ハンガーにかけて一晩干すようにしましょう。

証紙をつけて売る

それから証紙をつけることも牛首紬を高く売るためのコツです。
牛首紬が完成すると厳重な品質検査が行われ、検査を通ったものにその証として証紙がつけられるようになっています。

牛首紬の証紙には、伝統証紙以外にも、牛首紬保証書や認定織物検査合格之証など計3つがあります。
これらの証紙がすべてついていれば、優良なものとみなされ高値で買取ってもらえるでしょう。

汚れをとっておく

汚れが気になるようならきれいにしておくと高額査定される可能性があります。

例えば、汗をつけた箇所があったとしたら、霧吹きで水を少量吹きかけタオルで軽く叩くと、汗ジミを落としやすくなります。

なお、飲食時に汚れが濃くつくこともあるでしょうが、きれいにしようと強くこすらないことです。
自身で手入れをしたことで、今度は生地の質が悪くなり、査定額に影響してくる可能性があります。

汚れが落ちそうでないなら、査定額を下げないために、無理をせずその状態のままで買取に出すようにしましょう。

どこに牛首紬を売ればよいか

着物の査定

牛首紬をお金に換える場合、街中にある着物買取店へ買取に出すのも1つの方法です。
しかし、自宅のそばに着物買取店がなければ、バイセルなどのネットの着物買取業者を利用するという手もあります。

近所に着物買取店がなければネットの着物買取業者を利用する

ネットの着物買取業者の多くは、出張買取サービスや宅配買取サービスを取り入れています。

それらのサービスを利用すれば、近所に売る場所がない人でも、自宅にいながら牛首紬をお金に換えられるでしょう。
なお、バイセルの出張買取は、全国どこでも出張料はかからず、査定についても無料で行っています。

また、ネットの着物買取業者は店舗を構えていないところが多く、コストを抑えて運営しています。
牛首紬の買取の依頼が入れば、浮いたお金をお客に還元するべく、高額で買取ってくれるのです。

このようなメリットがあるので、近くにショップがなければネットの着物買取業者を利用してみるのもよいでしょう。
どの業者を選べば良いか迷っているのであれば下記の記事を参考にしてください。

おすすめの着物買取業者6社比較ランキング

まとめ

牛首紬は石川県で生まれた着物です。
雪が多く降る地域で農業に適していないことから、養蚕業に取り組み収入を得ていた歴史があるのです。

牛首紬は「座繰」という技術があり、この技術が高い評価を得たことで有名になりました。
その為、牛首紬は普通の着物よりも高く、10万円以上での買取も可能なのです。

シミや汚れのない状態できれいに保管し、証紙と一緒に売る事で高額買取が可能です。また、着物の買取専門業者に売ることで高値が付きやすい為、業者選びも重要です。

せっかく価値のある牛首紬ですから、納得の価格で売りましょう。

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